2010年5月22日土曜日

挨拶、土曜日担当、挨拶

はじめまして、土曜日の更新を担当します、ギターの林です。
ブログなんてものには不慣れです。失礼があるかも知れません、予め差し引いて、一読したら捨て置いて下さればと考えます。
おそらく暫くは、好きなものの話でも続ける事になるんだと思います。
僕は東京は武蔵小金井という半端な田舎に住んでいます。駅前に本屋があります。
棚に並んでる本の中に、不思議の国のアリスがありました。ハードカバー、村山由佳訳、トーベヤンソン絵。
訳者には失礼ながらむしろ遠ざけたい気持ちを抱きつつ、ヤンソンの絵には興味がありました。拾い読みにページを繰ります。
水の中の絵がありました。
サメが泳いでいました。静かな光がぼんやりさしていました。何か黒い、三角の小さな貝殻のようなものが三つ連なっていました。
ほとんどが白黒だったのに、その挿し絵はカラーでした。
なんとなく、その挿し絵は、他と違っている感じがしました。
活字の視覚化の役割を、超えた絵に思えました。心象のような。
音がありませんでした。だから泣きそうになりました。
買いませんでした。訳者が違えば違ったと思います。
また手にとる予定です。だから買ってはいけない。


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