2010年6月9日水曜日

重大発表!! 悲鳴、一年ぶりの新作をリリース。そして来週には…

 photo by 川北




と、散々題名であおったが、まずは4週間連続楽曲アップロード祭りの第4弾となる"M"をmyspaceにアップロードしたから、チェックして欲しい。





M 作詞・作曲:山田龍郎




私はあなたが好きな映画をみるわ

私はあなたの好きな歌を歌うの

私はあなたがくれた香水で

私はあなたと同じ夢を見るの



だから







私は誰かが好きな映画をみるわ

私は誰にも歌ってあげるの

私は誰とも好きにセックスをする

私は誰かと同じ夢をみるの

私は誰とでも天国へ行くわ



いい?








晴れたらいい

晴れたら





愛が空へ消えたら

語る言葉もなくした








…はい。
そんなわけで4週間連続アップロードはここでおしまいなわけですが…
おしまいなわきゃない。ここからが本番というわけですよ。







そして







重大発表!!


悲鳴が1年の沈黙を破って、7/1に、とうとう新作をリリースする。

『復讐の歌』、『水面』など、myspaceにもアップされている4曲をリマスターしたもののほか、未発表曲『処刑前夜』など収録した6曲入りCD-Rだ。映像特典として、『復讐のうた』のPVもついてくるという。



悲鳴といえば、初期衝動をカオスのまま提出したノイズバンドというイメージをもつ人も多いかもしれない。だが、今作を聴く限り、それははっきり違うと断言できる。



もちろん、根っこの部分は何一つ変わっていない。しかしこれは明らかに音楽であり、ロックバンドである。「伝えたいと思ったのさ」と言うのはボーカルのガンディ。「伝えることを恐れるノイズは、恐怖と孤独の音楽。人が怖いから神様に伝えるのさ。でも、ぼくは君に伝えたいと思った。それで、あなたのどんな声も全部聴きたいと思ったんだ」。彼らの中にいったいどのような変化があったのだろうか。



カワセが作り出す分裂気味な機械的なドラミングと、感情を探して宙をさまようロボットのベース、壊れたティラノサウルスの咆哮のようなノイズギター、身体、死、性、神殺しについて歌うガンディの歌と、唯一無二な悲鳴の音は、今作でも健在だ。



さらに、もはや彼らの音楽の一部とすら言える、悲鳴の世界観を表現する重要な要素であるジャケットデザインは、現在グラフィックアーティストとして活躍中の大塚咲が担当。異色のコラボレーションには、否応なしにも期待が高まる。



新作発表、About Tessやふくろとの共同企画など精力的な活動を見せる悲鳴。
来週には、当ブログにてCDについてくる『復讐のうた』PVをyoutube版で発表。
加速する彼らの活躍に、今後も目が離せない!!














そんなわけで楽曲アップロード祭りはとうとう5週目に突入。『復讐のうた』PV、最高の出来です。来週をお楽しみに!

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