それはやはり自分のためにとしか、言いようがないのでした。
それよりも浅い、口上に過ぎない、いかにも耳に、徳義心に心地よいせりふもやはりたくさん浮かびはするし、それも強いて嘘なのに、と思い込もうとするつもりもないのですが、
最後にはやはり自分のために、としか言いようがないのでした。
あなたや、あなたは、違いますか。
なんのことを、そんなこと私の知るところではあり得ない。
その代わり、きっとあなたにもあなたにも、思い当たるふしがあり、それのことをさしているのには違いない。
実に半年振りの、浮遊感。
世界から距離をとることは、意外にも窮屈ではなかった。
けれども満足をくゆらせる魂には、足がない。
空虚な肯定はしない。
ただ、見つめ、感じ、考え、形にしようと試みる。
その選択のすべてに、誤りはないと、すべてが正しい道であると。
もし問うてくれたなら、そう答えると決まっている。
止まる歩みは存在しない。
総ては無駄でいられない。
悲鳴はしばらく人前に出ませんが、次やる時の音を聞けば、きっとそれは必要なことだったと、感じられるようになろうとしている。
四ツ目
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