2010年7月29日木曜日

mietekimasitaka

今夜の夕飯のおかず。

夕飯後。
橋本潮、団時朗、デイジィ、上野樹里、MOROHA、tha blue herb などを聴いて過ごした。まだ言葉にならない。どれもとても良かった。
すっかり手が止まってしまった。どうやら時間がないらしい。

もうとっくに一日分の決まった光は開きを終えている。2010年7月29日。



腹がおかしい。

2010年7月28日水曜日

自分がよくわからない




ガンディです。

今日は特にアップロード映像もありません。
本当はあるんですがエンコードが全く追いつく気配もありません(あと92%です)。なので諦めます。


なのでこの白い海のような空欄を何かの記号で埋めてしまわなければならないわけですが、書くべきものが思い当たらず、困っています。

いっそ打ち明けてしまうと、ぼくは文を書くのが苦手なんです。400文字以上の文章を書いたことがありません。もう、よくわからないからはじめからそうだったことにします、今日からどうぞよろしくお願いします。


そもそも『書く』のは、『考えをまとめる』という作業なんです。
ぼくみたいな思い込みの激しい人間が、『考えをまとめ』たらどうなりますか。



ね、おそろしいでしょう。




神話は神話のときはいいですが、そのうち文字が発明されると歴史という誇大妄想になるんです。

しかも歴史のほうでは、誇大妄想は神話の方だと思っている。恐ろしいことです。




そんなわけで生まれたときから書くのが苦手になりました。

思い起こしてみれば、読書感想文を一度も出したことがありません。

するとなるほど書くのが苦手だったというのは、あながち嘘ではないのかもしれません。



ぼくの性質では、強く思ったことは大体本当になるのです。

これは生まれたときからそうでした。



ごはんを食べたいと強く念じればホカホカのごはんが出てきたし、勉強がしたくないと思うと、不思議と勉強せずに生きてこれました。たまたまそうじゃないときは例外だと思います。それにきっとぼくは超能力者なのだと思います。



だからぼくがまだロックスターでないのは、ぼくがロックスターになりたいと念じる力が弱いがために違いありません。


申し訳ございません。




書かれた文字というのは、それだけで証拠になるのがおそろしいですね。ほとんど証拠をのこすためだけに人類は文字を発明したのではないだろうか。



嵐の潮の渦のように、あっちゃこっちゃ流れ込む思い付きを、棹差してえいと取り出して、たまたま獲れたそれを、思想とか事実とか言ってみる人間は、なんてかわいいんだろう。





で、これ何文字だ?

よくわからないし、ぼくが長文を書く数少ない例外ということにしておきます。



2010年7月26日月曜日

調子がいいとか悪いとか言うのは、おこがましいと思っている。

いいにも悪いにも理由はあるはずで。
「調子がよかった」とか「悪かった」とかですますのは
自分のレベルでは、あまりにものを考えない傲慢な態度だと思う。
しつこいようだが《自分のレベル》では
「調子がよかった」は「よかった」で
「調子が悪かった」は「悪かった」といえば十分なのである。

「よかった」ときは己の中で密かに喜び、その理由を考えて覚えておこうと思う。
「悪かった」ときは、人前でそれにダメージを受けていることを
あらわにしないよう、理性を総動員する。

どんな負け方をしても胸をはっていなくては。


下を向いてるのはみっともないし、人に慰められるのは最悪だ。
(もちろんケースバイケースで、そうした人間関係を否定するわけじゃないけど)
慰めていただいて自分を甘やかすのは何にもならない。

一人になったときに自分を罵倒しすぎるのも禁止。
自分をただ責めるだけの行為は、問題をなし崩しにすることになり
それもまた、ただの甘えでしかない。
本当に「悪かった」ときは、自分を「馬鹿、能なし」と責めることも許さず
ただ事実の下に轢かれているのが、最高の反省になる。


少し話がそれてしまった。
これまで私はよく「よい状態」を作る、保持するにはどうすればいいかということを考えてきたけど
最近ちょっと考え方を変えた。

難しい環境、自分あるいは周囲のコンディションが悪い場合にも
いかに《よく》できるか、を考えるようにしてみた。

この方が実戦的ではないか?

こういうふうに考えると、ちょっとしたことに躓かずにすむように思う。

もっと強くなりたい。
私の一生のテーマです。

2010年7月25日日曜日

悲鳴イベント

今日は起こった事をそのまま書きます。
書くに足る事が起こったという事です。それは嬉しかった事、楽しかった事、有り難かった事。
昨日もライブだし、明日もライブですが、書くには複雑で、困難なのです。申し訳ないと思います。いずれ、もっときちんとした言葉たちをあてがえるようになろうと思います。
以前武蔵小金井に在住である事はお伝えしました。今日は武蔵小金井の阿波踊り大会二日目でした。悲鳴全員集合で観覧させて頂きました。
阿波踊りって、とても僕自身が持つ性質と異質です。
うまくなくてもいい。単純でいい。ただそこにあるものを全身で楽しめ。それはある種、無前提に。
音、空気、みんながいる事、夜、異性、熱気、音、空気。

勿論、実際やっている方からしたら当てはまらない事もあろうかと思いますが、僕が感じる魅力はとにかくそこにあると思っています。

僕にはそんな風に、出来ない。みんながいれば、多分出来るけど。見てるだけの方をいつもなら選ぶ側の人間です。

でもだからこそそれは、とても輝いて見えました。阿波踊りそっちのけで、その場限りの新しい遊びを作ってはしゃいでる小さい子たちやら、はにかみながら不器用に踊る地元の子たちやら、年甲斐もなく騒ぐ中年やら、いつも駅前にたたずむかわいい呆けたおばあちゃんやら、その相手をする背伸びした少年たちやら。

雰囲気に一体になって、楽しむ。楽しませる。それはとっても、有り難い事。

とっても元気をもらいました。僕は僕なりに、次に繋いでいくつもりです。
それからは仲間とただ酒飲んでわいわいやっただけですが、そのきっかけも、都合も、結果も、やっぱりとっても有り難い事。
祭りがある、それを見るっていうだけで、集まる事が出来るのはなかなかうまくいく事じゃないのに、みんないた。とっても嬉しい時間の連なりでした。
稲光がばしゃばしゃする暗雲の下で、明日には満月になる月明かりの下で、今日という時間を共に過ごせたのは本当に、最高だった。
だから明日のライブも、昨日よりよく。
頑張ろうと思う事は、思いの外簡単だったりする。まずは選ぶだけでいい。
続ける事、その思いを守る事、明日はそれに全力を傾けます。

恒平からあなたたちへ。

2010年7月22日木曜日

2010/7/16 at 新宿Motion ライブ映像配信開始!!

こんばんわ、ガンディです。


昨晩は何もできずにすみませんでした。身体が完全に自分のものじゃなくなってました。虫唾みたいなのがたくさん走ってました。要するに眠かったです。


ミクシィから来ていらっしゃられるみなさんは、もしかしたら急に日記の表示が、この外部ブログになっていてびっくりしているかもしれません。試験的に接続してみてます。ちなみに、火曜日以外の更新は基本的にぼくではなく、他のメンバーの書いたものなのでご注意を。


火曜日:ガンディ
木曜日:カワセ
土曜日:林
日曜日:こずえ


が正解なのかな?といっても、日付が越えてしまうことは多々あるし、まあ目安だと思ってください。ぼくは大体朝方近く更新です。


ところで、先日の企画に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。おかげさまでいい演奏ができたと思います。
ご一緒してくれたabout tess、far france、股下89、imamonの皆様も本当にありがとうございました。


せっかくなので、映像を配信してみようと思います。固定で撮影してたので、アップとか派手なことは一切ございませんが、そこはご愛嬌で。



復讐のうた



アンドロメディアの話



水面







処刑前夜





Anarchist's Sun




ところで、企画が終わったばかりですが、今週末も色々盛りだくさんあります。




7/23 (fri)
ギロチン工場presents "empire of the senseless"

KORAKORA

Sleeping Beauty

meDag.

悲鳴



18:00open/18:30start
door¥1200 [D別 ¥500]




7/25(sun)
ハラダヒデハル企画 "SICKBOYSEXGIRL~vol.10"

悲鳴

水中、それは苦しい

昆虫キッズ

岡敬士      

                …& more


18:30open/19:00start
door\1800(D別)






みんなぜひ遊びに来てください。新曲『 均衡の取れた世界 』もやるよ!(たぶん)

あと、ミクシィで仲良くしてくださっていた皆さん、ガンディの個人的近況は、最近ツイッターでよく呟いているんで、もしよければそちらでも見てやってください。



どうぞよろしくです。


2010年7月21日水曜日

やんごとなき

やんごとなき諸事情によりガンディの日記更新は明日に延期になりました。

楽しみにしていてくれたみなさんすみません。

代わりに明日は『特報 悲鳴企画』って感じで長めの映像あげます。



ごめんね!!!!!!

2010年7月19日月曜日

夏の読書

小学1年の夏休みは『大どろぼうホッツェンプロッツ』
小学2年の夏休みはなぜか『東海道中膝栗毛』をリピート読み。
小学3年の夏休みはオルコット三昧。
小学4年の夏休みはマザーグースにハマり。
小学5年の夏休みは毎日図書館通い。
小学6年の夏休みはアガサ・クリスティ信者。

中学1年の夏休みは金持ちな友人が1学期の終業式に20冊くらいくれた、お下がりの眉村卓を読み。
(眉村卓って…今ほとんど絶版なんでしょうね)
中学2年の夏休みに古本屋の味を覚え。
中学3年の夏休みはエラリー・クイーン、クロフツ、ディクスン・カーetc…。

……そのあとは濫読ごっちゃごちゃ。

ずっと本は家の中で読むものだと思っていたけど、
高校3年の夏に、カミュを屋外でばっかり読んでたときから
太陽の下で汗をだらだら流しながら読書するのが好きになった。
わざわざ一人で海辺に本を読みに行ったことも何度か。

去年は『サハラの夏』という本をよく持ち歩いていた。
著者のフロマンタンは19世紀の人。
ひたすら駱駝に乗ってサハラを旅する淡々とした紀行文。

暑いときに暑い本を読むと
生きてるって感じがわき上がってくる。

うちの本棚で、ぱっと目につく夏っぽい本は。
『夏の栞』佐多稲子
『夏の葬列』山川方夫
『悪い夏』倉橋由美子
『晩夏』シュティフター

あと、原爆モノおよび終戦モノ全部!(これは書ききれないほどある)
『はだしのゲン』は、ひと夏に一度は読まなくちゃ。
あと、吉岡忍の名著『墜落の夏』も。

2010年7月17日土曜日

見つめる

それは、何でもない家の塀の上、苔むした平面。

例えば蟻、アオムシ、一人でもいれば、そこから物語を紡ぐ事が出来た。

とっても昔の話、つい先頃ふと思い出した。一心不乱に世界を見つめる。見つめていた頃。

いつでも大人たちの世界で語られる事は似たような事ばっかりで、そもそも今を生きてい過ぎるように思う。そこに、その道程に目的地はありますか。

分からない事はなくならない。あなたと僕は分かり合えない。それはむしろ、有り難い事。

それは、努力の対象が枯渇しないという事。

だからちゃんと見つめようと思う。あなたも、僕自身も、それらの形作る空間も。

だからきっと、吐き出す事も、産み出すものも、涸れてしまう事はないのだと思う。今は亡き、彼や彼や彼ら全て。

魂は交感して、けれど選ぶのはあなたの理性に他ならない。少なくとも、魂は交感して、けれど選ぶのは僕の理性に他ならない。僕と僕が生きている。

表と裏を同時に表す言葉は、影。

azrq、四ツ目からあなたたちへ。

2010年7月16日金曜日

報告

7月16日。
17:27 こころの動き どこを向こうか。 とりあえずレーウを聴く。 今は無理に動かずに、動的になるのはちょうど3時間後と決める。
19:30 こころの動き もうあと一時間か オンタイムやな。 閑かなこころって、ともすればただ閉じている でも目指すのはそこじゃない 一生懸命集中して 感覚に色彩を。不定形な心象から、伝わるように研ぎ澄まそう 思う事は大切な事。
20:18 こころの動き 緊張の仕方は悪くないと思う 今ファーフラか。 股下のベースの人は一瞬だけだけど とてもいい目をしてた。 さて あとは全力出すだけか 思う程易しい事じゃないね お客さんみんなの事を、大好きだと思う。
23:10 こころの動き 楽しかった、本当に。 初めてまっすぐお客さんの方を向けた瞬間があった 今日いたどれくらいの人に好いてもらえたか分からないけども 出来る精一杯の事をやって 毎回少しでも前出来なかった事が出来るようになれば 今よりは少しはましな人間になれるかなと思う。 テス とてもよかった。 以上。
7/16(fri) about tess×悲鳴 presents
[GARDEN of DESTRUCTION] @新宿motion
w/about tess/Far France/imamon/股下89
op18:00/st18:30
adv.\2000/dr.\2300[D別 \500]
……‥………‥‥…………‥‥‥‥‥………‥‥‥
色々と重なって、仕事を忘れて江ノ島に行きました。
人間に見つかってはいけないタイプの新しい映画は、ゴキブリを擬人化した話だと本気で思っています。後日確認に向かいます。

今日も決まった光が一日分の開きを終えた。日付け変わって、もう2010年7月16日。今日は新宿motionにてライヴ。
写真の植物の輪郭部分にある小さなつぶつぶは、またそれぞれが全て写真の植物になります。うちの庭にありますわ。今日は特に支離滅裂な事になってしまって申し訳ない。

2010年7月14日水曜日

天才だらけの教室


負けるのはいやー
負けるのはいやー
負けるのはいやー
負けるのはいやー


天才だらけー
天才だらけ

椅子が足りないー るらら

天才だらけー
天才だらけ

ぼくの椅子がないーらるらー


負けるのはいやー
負けるのはいやー
負けるのはいやー
負けるのはいやー


天才のくせに努力とか言ってんじゃねえー
天敵だらけの校庭でードロ警ごっこしてる場合じゃねえー ええー



負けるのはいやー
負けるのはいやー
負けるのはいやー
やめるのもいーっひゃっはー


天才が天才とちちっくりあっていてとても吐き気がしますー
それを絵に描いてしたり顔の2番目くらいの天才もいましたー
先生は天才にあらずんば天才にあらずと言って扉をしめましたー
ぼくはバケツを持って外にたってましたー


おーいここだよー



負けるのはいやー
負けるのはイヤー
負けるのはいやー
負けるのはいやー



天才を壊したい
天才に壊されたい
ここを出たい
ここを出たら負け
ひとりになりたい
ひとりになったら負け
だれかたすけて
だれかにたすけられたら負け
愛されたい
愛されたら負け






という、よくわからない精神状態なのは、今日アップするつもりだったライブ映像が間に合わないからです。ごめんなさい。0時過ぎて開き直りました。



代わりにコレあげときます↓












さてさて今週末7/16金曜はGarden of Destruction, 略してGODな祭りです。

出演は



about tess

Far France

imamon

股下89 

悲鳴



で、

18:00open/18:30start

adv.¥2,000/door¥2,300 [D別 ¥500] 


です。


ご予約はhemay.g@gmail.comまで!


絶対きてくれよな!



もうねる!



2010年7月12日月曜日

外遊び強化宣言

最近知りあった彼女は、先月ライブを16本見に行ったという!
「7月は目標20本です!」と軽やかに言ってのけた。
悲鳴のライブにも来てくださるらしい。うれしいな。

自分を振り返ると、ライブハウスには〝やり〟に行くばっかりで
ライブを〝観に〟は行けてない。

だけどこの間、メールでライブのお誘いが当日に来て
それがまたちょうど、沿線の下北沢のライブハウスで、
ちょっとがんばれば間に合う時間だったので
ふらっと寄ってみたのが、なんだかよかった。
楽しかった。

毎日、それなりに忙しいと思ってたけど
私はまだまだ横着であった。重かった。
なーんだ、遊べるじゃん!

そもそも、本来あとさき考えないのが私のモットーとするところである。
本気で、明日はないと思っている。
ヤケクソとか、刹那主義っていうんじゃないんですよ。
ただ、今日死ぬ可能性はあるのだと、日々忘れていないだけ。

家の中にいてもいろんな遊びができるのでまったく退屈する暇はないけれど。
外に行くってのは、また全然違うことだ。


この夏は、外遊び強化キャンペーンをはることにする!
死ぬ気で遊ぶぞコラ!

外はものすごい風が吹き荒れて
南アフリカでは真剣勝負の真っ最中で
私も見当違いな感じで燃えずにいられない。









2010年7月11日日曜日

ロバートフリップ。
大先生をつけて呼ぶべき数少ない人の一人です。
以下は全て私見です。本気に取ろうが取るまいが自由ですし、自己に還すか斥けるかもお任せします。
かの先生のようになりたいと、かの先生のような曲を作りたいと思う訳ではありません。
ただ、意志が強い。そしてその意志に忠実です。
キングクリムゾンという母胎を通して、産み出したい音楽に強固な、ともすれば余りに強固な意志を持って臨み、確たる作品を作り出した張本人だと思っています。
色んな人から煙たがられたみたいですし、それは今に至るまでずっと変わらないみたいですが。
一番好きなのはジョンウェットン、ブルッフォードとやってた頃、パートワンとツーの頃ですか。
なんだか先生のギターも含め、音が荒々しくて、キングクリムゾンの奏でる太陽と戦慄やイージーマネーが本当に生まれたばかりの持て余した力をやたらめったら打ち付けている印象です。
フラクチャーなんか際立ってそう思います。
先生も若かったのか、音がびりびりしててそれが気持ちいいです。
無理矢理神経を研ぎ澄まされる演奏って、そうたくさんはないように思います。
アルバムのナイトウォッチとか、ずーっとそんな時間が続く。やる人間が全神経を演奏に向けてる感じが伝わります。
ギターを弾く人間としてだけでなく、バンドの構成員として、あれだけ注力できる事に尊敬の念を抱きます。

歳を経るにつれて、纏っているものがどんどん強固になって行きますよね。自分自身の内へ内へ還していくエネルギーが、気が付いたら僕の心臓のすぐ傍まで届いていて揺さぶってくるみたいな印象です。
目指す所は共有できないですが、一心不乱に向かっていこうとしているんだといつも思います。
僕にとってロバートフリップは大先生ですが、ブリューはアイドルなんです。伝わるでしょうか。
鬼のような先生と同じ板の上で、笑顔で音と遊びまくってるブリューの存在が、後半のキングクリムゾンの姿な気がします。
ギタリストとして、人間として、先生には欠かせないパートナーなんだろうなという感じをいつも受けます。喧嘩したみたいでしたが、仲直りしたのかな。心配です。
コンストラクションオブライトみたいな曲を人力でやるのは脱帽です。完全にたどり着ける気がしない域です。
人間として難ありな方だと思います。けど、自分に課しているものより多くを他に求めているようには見えないのがやっぱり大好きな点です。
どこまで行くんだろう、そういう気持ちでいます。
是非できるだけ長い時間、多くの作品を作っていて欲しいです。
自分に還して考えてみるに、作る技術も演奏も強固な意志も到底かなわないと思ってしまうのですが、きっと表現するものは、どこかに勝てる面があると信じています。切り取りたいものが違うので、99負けの中で1勝ちが有り得ない訳じゃないと。
力をもらっている方への恩返しという意味でも、自分にそれ位は課して応えないといけない訳です。

僕の時間は有限です。それはあなたも同じ事。
残り時間ははっきりとはしないけど、その時間をどう使うかはある程度自由が効きます。
頑張ろう。いつもに増して駄文の中、最後までお付き合い頂いた方、有り難うございました。そうでなかった方、申し訳ありません。
azrqと恒平より四ツ目へ、四ツ目よりあなたたちへ。

2010年7月8日木曜日

ギタリスター

またGが映像をあげたようだが、まったく撮られていたことに気付かなかった。そしてあげられる事も知らなかった。くそ。まさに、人間万事功名が辻だ。
一度も見たこと無いが。
それはそうと記憶の話だが、最近[やるべきこと]をメモしたりなんだりするのを一切しないことにした。見事に忘れたり遅くなったりするわけだが、メモらない。人と目が合う度、 え?なに、次なに忘れてんのおれ とビクッつく。スリル満点の生活である。よくある話だが、記憶や計算は形や色で処理をする。イメージする時のふわふわ感がいいのかもしれない。精度を上げるつもりは無いが、好不調の波は無くしたい。
7月は悲鳴のCDが出るし、ライヴはあるし、夏も来る。楽しみなことは多い。伝わらない気持ちはあるが、そんなことは、なきにしもあらずんば虎児を得ず、である。
さて、ちょうど一日分、決まった光が開き終えた。2010年7月8日。
今日こそは。

2010年7月7日水曜日

最新作 『 喉 』絶賛発売中!



予想外の反響どうもありがとうございます!
おかげさまで生産がときどき追いついてません!! (申し訳御座いません!)




▼高円寺円盤でも無事発売されております!!▼






悲鳴 「喉」  private / CDR
最初期に円盤を代表する新世代として登場した悲鳴'10年久々の作品。初期衝動をブチまけるような勢いと、ヘヴィーなオルタナティヴ・ロック・サウンドを基本に、おおらかな表情をのぞかせるスローナンバーが似合っているのが意外!! 全6曲+DVDR付き。




あなたはもう手に入れましたか?? 眠れない夜を寝る気をなくすすさまじい熱帯夜に変えるこの1枚。夏の夜長に喉はいかがっすか。
CDなんてもう半年も買ってないよー、なんてアナタにこそお送りしたいこの1枚。

大塚咲デザインのジャケットも、ぜひ手元に残しておきたいじゃないですか。内ジャケなんて、買わないと見れませんよアナタ。
みんな買ってくれー!頼む悲鳴を買ってくれー!←娼婦のように

基本的に円盤には常時置いてあるようにしておきますので、ぜひぜひ気になってくれた人は手にとって見てください!
意外とズッシリしていて、豪華なんです!





閑話休題。


▼アンドロメディアの話(インストバージョン)▼



さてさて、宣伝ばっかりで間を持たせてちゃ、毎週見てくださっているみなさんに申し訳がないので、来週あたり、どーんと1本ライブ配信と行きますかね。



ブツは先々月”チーム変態”@ufoclubに出演したときのモノ。

ガンディの、知らないお客さんとの演奏そっちのけの1分近いディープキスがあったり、興奮のあまり発狂して叫びまくり床をのたうちまわり周りの人たちをサーッと引かせるモーセのようなお客さんがいたりと、もはや伝説と化した狂乱のライブを丸ごと配信。

お楽しみに!





それからバーベキュー! マジでやります!






8/14 土曜日@多摩川ほとりにて!
すでに worst taste カイタくんと ふくろ 新間さんが参加を表明しているので、
彼らのブログHPなどにも書かれているんじゃないでしょうか。

とりあえず公開飲み会にて参加自由!誰でも来てくれ!
出来るだけ知らない人来てくれ。友達がほしい!さびしいんだ俺は!

この日は音楽関係なしだから!!
昼からビール飲んでサッカーでもしましょう!

細かい場所の詳細は、参加を表明してくれた人にメールで送るから、
hemay.g@gmail.comまでご連絡くださいな。




そして最後に。来週末は、


    
about tess×悲鳴 presents "GARDEN of DESTRUCTION VOL.1"

  about tess/悲鳴/Far France/imamon/股下89  

18:00open/18:30start
adv.2000
door 2300yen



が、ございます。ふくろとの共同企画が最高にスペーシーな夜を目指すハッピーパーティだとしたら、
こちらの企画は余計なおかまい一切なしの、音楽以前の姿をした、生々しいライブ。
BGMすら流さない、超暴力的な夜をアナタに。


ライブのご予約は、hemay.g@gmail.comまで。
そしてライブの予習は、最新音源『 喉 』にて。


よろしくお願いします!!!

2010年7月5日月曜日

捨てる神あれば

いい物を拾った。
取っ手のついたマグ型の、青いガラスのコップ。



「木かげの家の小人たち」(いぬいとみこ)という物語に
出てくるやつみたいだ!
主人公の女の子は、〝小人の家族〟のために
毎日家の中の決まった場所に
青いコップに入れた牛乳を置いておく。
牛乳が高級品である戦中の状況下で、
彼女は日々苦労しながら牛乳を手に入れ、青いコップを運び続けるのだ。

古びた値札シールが完全にはがされないまま、残っている。
使わないまましまわれていたものだろうか。

残念なのは、私が牛乳を飲まないことだけ。
小人はどこかいな?





ラジオも拾った!


2010年7月3日土曜日

音の事

僕は不勉強で、理論の事は本当にからっきしです。
音響に関しても、耳と感性はフル稼働するけど、それにしたって勘だけ。
後は経験、なんだか詳しそうな方とやりとりした際に記憶に留まった事、いつか本で読んで見知ったような事たちが、ほんの少し。
でも神経ってすごい仕組みで、ある程度は敏感になるものですね。でも理論をしらなければ半分も活かせないんだろうなと思います。

一つだけ、思う事があって、ギターから出る音の事なんですけど。
ずっとセッティングが同じギタリストの方でも、多分いつも音が違うと思います。
少なくとも僕はそう感じています。他人を見ても、自分自身についてもそう感じます。
空しく聞こえるような気がするのでおっかないですが、その人の音がするんだろうな、という考えはずっと前から持っています。
文字で説明できるとは思わないですが、乱暴な人のギターは乱暴な音がするし、時期によって、とか、考えてる事、気分が、全部音に乗っかってるように思った事が何度もあります。
昔ライブで聴いた某の音が先日のライブでは結構違った、のなら、その某は少し変わったんじゃなかろうか、と思ったり。
同じ音、にこだわる方も大勢います。あのバンドのギターと同じ音、とか、自分の最高の音と同じ音、とか。
目指すものがはっきりしてるのは悪い事じゃないと思うのですが、とても難しい事だし、多分そもそもそういうものじゃないと僕は考えています。
音作りを適当にするつもりはなくて、ただ今日のベストの音を毎回作るように努力するだけで。
6年前の僕や仲間が今の僕の音を聴いたらなんて言うのかな。昔よりずっと、煮ても焼いても食える音になってる気はするのだけど。

雑文。