2010年7月19日月曜日

夏の読書

小学1年の夏休みは『大どろぼうホッツェンプロッツ』
小学2年の夏休みはなぜか『東海道中膝栗毛』をリピート読み。
小学3年の夏休みはオルコット三昧。
小学4年の夏休みはマザーグースにハマり。
小学5年の夏休みは毎日図書館通い。
小学6年の夏休みはアガサ・クリスティ信者。

中学1年の夏休みは金持ちな友人が1学期の終業式に20冊くらいくれた、お下がりの眉村卓を読み。
(眉村卓って…今ほとんど絶版なんでしょうね)
中学2年の夏休みに古本屋の味を覚え。
中学3年の夏休みはエラリー・クイーン、クロフツ、ディクスン・カーetc…。

……そのあとは濫読ごっちゃごちゃ。

ずっと本は家の中で読むものだと思っていたけど、
高校3年の夏に、カミュを屋外でばっかり読んでたときから
太陽の下で汗をだらだら流しながら読書するのが好きになった。
わざわざ一人で海辺に本を読みに行ったことも何度か。

去年は『サハラの夏』という本をよく持ち歩いていた。
著者のフロマンタンは19世紀の人。
ひたすら駱駝に乗ってサハラを旅する淡々とした紀行文。

暑いときに暑い本を読むと
生きてるって感じがわき上がってくる。

うちの本棚で、ぱっと目につく夏っぽい本は。
『夏の栞』佐多稲子
『夏の葬列』山川方夫
『悪い夏』倉橋由美子
『晩夏』シュティフター

あと、原爆モノおよび終戦モノ全部!(これは書ききれないほどある)
『はだしのゲン』は、ひと夏に一度は読まなくちゃ。
あと、吉岡忍の名著『墜落の夏』も。

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