しばらく、退屈というのをしていないのだけど。
そう考えてみると、あれはすごく贅沢なもののように思える。
最後に時間をもてあましていたのは、高2の夏休みくらいか…。
夏休みの記憶。
夕方、部屋の窓から、なんとなく家の裏の自転車道をながめても
犬を連れた人や自転車をこぐ人が現れるくらいで
それを見ながら、ちょっとどこかに出かけようかなと
おこづかいの残りを計算しながら考えていた。
今は
やることも聴くものも読むものも行くところも
会うべき人も、たくさんある。
だけど、そればかりが価値あるものではない。
退屈を妙に賛美するつもりはないけれど
あの中にしかない気持ちというのを
少しつかみたくなる日もある。
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